これまで2点を取ったことのないベガルタと失点するときは2点のホーリーホック。『2点の呪縛』を受けたもの同士の対戦でした。
結論から言ってしまえば、双方とも呪縛は解けたことになります。しかし、それを喜ぶことは出来ないです。
前半23分に先制したのはホーリーホック。この時点でベガルタが勝つためには取ったことのない2点目が必須となりました。
しかし、1点目すらなかなか取れません。正直言って、ホーリーホックに歴史的勝利を献上することを覚悟したぐらいです。
ようやく追いついたのは後半24分。
この後、めまぐるしい展開が待っていると予想できた人はいないのではないでしょうか。
後半34分にベガルタが平瀬の今季初ゴールで勝ち越し。
待望の2点目を挙げたことを喜んだのもつかの間、35分に追いつかれます。
40分に再び平瀬のゴールで勝ち越し。・・・43分にまたも失点。
終わってみればノーガードの殴り合いとも言える3-3のドロー。複数ゴールのあとに待っていたのは、得点直後に失点するというもう一つのベガルタ・シンドロームでした。そして追いつかれてのドローは4試合連続ということになります。
対ホーリーホックの不敗記録や今季のホーム不敗記録を伸ばしたことさえ虚しく思える試合でした。
第9節 VS水戸ホーリーホック
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