『今日勝たなくてどうするよ!?』
こんな段幕がバックスタンドに掲げられました。まさにこの言葉が、思いが勝利をたぐり寄せた、というのは言い過ぎでしょうか。
前半はベルマーレのパス回しに翻弄されっぱなしでした。そして35分に失点。それを取り返す気配もないまま前半は終わりました。
後半は頭からサーレスを投入。すぐさまボールのないところでジャーンと競り合い、ジャーンが挙げていた手を振り下ろした先にサーレスの頭が・・・。故意か偶然か判別しがたい所ではありましたが、結果としてサーレスを殴り倒したことになり1発退場。ベルマーレの守備の要を退場に追い込んだサーレスが陰のMVPかもしれないです。
とはいえ、1人少なくなった相手をなかなか崩すことは出来ませんでした。逆に危ないシーンも何度かありました。
そんな危機を救ってくれたのは、中原でした。
後半35分に同点弾、そしてロスタイムに勝ち越し弾と値千金のゴールを2つも決めてくれました。中原は途中出場の方が結果を出してくれるような気がします。
首位との直接対決、勝ちのと負けるのでは大きく違います。勝って本当に良かったです。
ところで今日の試合は、審判の判定を巡って不穏な空気に包まれることが何度かありました。
それに呼応したわけではないでしょうけど、後半に火災報知器が鳴りました。
『誤作動かな』と呑気に構えていたら、ゴール裏に白い煙が・・・。
試合の中断などはなく、次第に煙は薄くなっていったのですが、結局何事だったのでしょう?
更に機材のトラブルにより音声が入らなくなりました。
中原のゴール時もともおさんの雄叫びがなくてちょっと寂しかったです。本当にゴールが認められたのか、不安にもなりましたし、やはりホームでのゴールは、あの声が無くてはならないものだと思いました。