MENU

第34節 VS サガン鳥栖戦

当ページのリンクには広告が含まれています。
ベガルタ仙台3-2サガン鳥栖
宮崎(後半33分、37分)
小林(後半54分)
西川(前半31分)
森下(後半4分)

PO圏外7位のベガルタとPO圏内6位のサガンとの6ポイントマッチ。
勝ち点差は1。
特に下位にいるベガルタにとっては何としてでも勝たなくてはいけない試合でした。

しかし……。

前半にPKで先制され、後半最初のFKから鮮やかなゴールで追加点をとられ、非常に苦しい状況に追い込まれました。
さらに交代で入った石尾が、12分後に1発レッドで退場し、数的不利となりました。

この時はさすがに絶体絶命を通り越して、絶望的な気分になりました。

ただ、選手たちは誰一人として諦めていませんでした。
というより、これでスイッチが入った感じさえしました。

そして宮崎が相手DFを引きずるような形で放ったシュートが決まると、さらに雰囲気が変わりました。
現地サポーターのボルテージもどんどん上がって行きました。

1点目から僅か4分後に再び宮崎がゴールを決め、同点に追いつくとスタジアムは最高潮に。
と思ったら、まだ続きがありました。

アディショナルタイムに小林心が逆転弾を決めてくれました。

10人で2点のビハインドを跳ね返しての大逆転勝利です。
漫画かドラマのような展開でした。
ちなみに3点とも鎌田のボール奪取が起点になっているのですよね。
お見事でした。

数的不利をつかれて危ない場面も多々ありました。
しかし、全員一丸となって、相手の3点目を許しませんでした。
それがもたらした奇跡とも呼べる勝利です。

宮崎の2点目は相手に当たってコースがそれてキーパーが逆を突かれた形になりました。
小林の決勝点は、8分と表示されたアディショナルタイムが9分になろうとしているタイミングでした。
さらにいえば小林は相手に脳震盪の選手が出たために追加された、本来ではあり得ない6人目の交代選手でした。
色々な意味で『ユアスタの魔物』が大暴れした感じです。

大きな大きな勝ち点3をゲットした結果、4位まで順位を上げました。
まだ1つの敗戦でPO圏外にはじき出される可能性もあります。
自動昇格圏内までは勝ち点差5です。
厳しい状況に変わりませんが、この勝利で勢いに乗って後4試合を戦ってもらいたいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!