前節に全治2週間の負傷をし、強行出場も報道されていた菅井。大阪まで帯同したものの、結局ベンチにも入りませんでした。今朝まで悩んでの苦渋の決断だったようです。残念な気持ちも無かったとは言えないですが、それ以上に安心しました。ここで無理をして怪我を悪化させることの方が怖いです。やはりきっちり直して、万全のパフォーマンスを見せてもらいたいですよね。
その菅井の代わりに右SBに入ったのは一柳でした。
ゲームは前半11分にベガルタが先制。決めたのは、やはり怪我をしたナジソンに代わって久しぶりに先発出場を果たした中島でした。彼がゴールを決めてくれたのは本当に喜ばしいことです。
そして、これで優位に進められると思ったのもつかの間・・・。
17分から約20分の間に3失点。前半だけで2点のビハインドを追うことになってしまいました。
ただ、選手もスタッフもサポーターも試合をあきらめたりしませんでした。
後半4分に中島が2点目のゴールを決めます。これが反撃の狼煙となりました。
33分に関口、37分に途中出場の中原がゴールを奪って一気に逆転しました。
守備はハーフタイムにきっちり立て直して、後半はセレッソにゴールラインを割らせること無く、試合終了のホイッスルを聞くことになりました。
終わってみればノーガードの撃ち合いになったわけですが、前節の愛媛同様今季勝てていなかった相手でもあり、昇格争いの直接対決という意味でもこの勝利は、とてつもない大きいです。
ただ、この勝利にもまた、大きな代償も払う羽目に・・・。
直樹と富田が累積4枚目のイエローを受けて次節出場停止。よりによってボランチが一度に二人使えなくなってしまうとは、予想外の事態です。
さらに平瀬、斉藤、梁がカードをもらって合計5枚。9月から導入された罰金の対象になってしまいました。もったいない。