ブラウブリッツ秋田 | 0-0 | ベガルタ仙台 |
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最終節。POの最後の席は6位ヴォルティス、7位ベガルタ、8位モンテディオの3チームの争いとなりました。
3チームの勝ち点差は1。モンテディオとヴォルティスは直接対決です。
そしてモンテディオが早い段階で先制しました。
自力でヴォルティスとの得失点差をひっくり返すのは難しいベガルタにとっては、モンテディオがリードしてくれるのはありがたい状況です。
最終節で他会場で戦うモンテディオとの勝ち点勝負と言えば、最初のJ1昇格を決めた『西京極』が思い出されます。
しかし、西京極の奇跡の再現とはなりませんでした。
モンテディオはリードを広げ、後はベガルタが点を取るだけでしたが、それができませんでした。
点を取って然るべきビッグチャンスは幾度もあったのですが、シュートが枠に行かなかったり、相手GKやDFの素晴らしい守備に阻まれたりでゴールネットを揺らすことができませんでした。
ボール保持率61%、シュート20本。相手のシュートは僅か1本でした。
圧倒的に攻めましたが、ゴールは遠かったです。
結果、スコアレスドロー。
勝てなかった時点で他会場の結果は関係なくなり、7位確定です。
今シーズン最大のミッションである『1年でのJ1昇格』は果たせないこととなりました。
シーズン序盤は首位に立ったこともあるのに、豪快に失速してしまいました。
失速し、首位はおろかPO圏内からも脱落してしまったということは、J1で戦う力がないということの現れでもあります。しかし可能性がなかったわけでもないだけに、残念でなりません。
今季の反省を踏まえ、また1から出直して、来年こそ昇格、それも自動昇格でJ1に戻れるチームとなってもらいたいです。
尚PO最後の椅子は、ヴォルティスに圧勝したモンテディオが掴みました。